Human Textbooks

この章は来る世界に向けて「お勧めのストーリー」としてAKがKeen-Area Newsで紹介した記事を「人類への教科書」として掲載する物である。もちろんはるとが承認済である。

2020 The New Earth A travel report【16】話す、話す、話す

16.話す、話す、話す


動画版に関しては私の環境では非常に明瞭にセリフが聞き取れるのだが、スピーカーの特性によっては「聞き取りずらい」らしい。
特にスマフォでの視聴はBGMだけが強調され、セリフが聞こえないのでご容赦願いたい。
初期の動画に関してはほぼそのような状態であるが、すでにアップしたものはYoutebeでは修正ができないということを、ご理解いただきたい。


「今でも思い出すよ。
犬を散歩させながら夜の街で、壁や街灯柱に片っ端からokitalk.comと書いていた人たちがたくさんいた。
僕もそのうちの一人だったのさ。
僕は当時19歳でトゥルーサー・ムーブメントに関わっていた。
(訳注:truther とは2001年9月11日に起きた米国同時多発テロは米国政府の陰謀だと信じている人)。
僕は9.11についてのブログをもっていたのだけれど、しばらくすると、他の人たちの低い波動に巻き込まれてしまった。
でも2015年の9月に、この運動に参加し、数週間後、僕の人生は変わっていた。
僕は突然、自分が何をすべきか分かったんだ。
僕はメッセージを広め、友人たちにokitalk.comのURLを送り、聴くように誘った。
以来、大勢の人たちが次々と聴くようになり、okitalk.comから離れる人はいなかった。
多くの人たちが自分で話し始めた。
ビデオやラジオショーをつくり、考えていることを発表した。
その結果、TV番組はもはや、僕たちが見たいものを見せるものではなくなり、okitalk.comが、僕たちが聞きたいことを聞かせてくれるものになった。
僕たちは声に出しながら考えるようになり、自分のヘッド・コンソールを使い始めた。

僕たちは、周りにいる人が興味をもっていれば、誰にでも話した。
そして興味 をもつ人はどんどん増えていった。
自分たちの画面の前で始まりの合図を待っていた全世代の人たちが、立ち上がって話し始めた。
内気な人もいれば、とても感情的な人もいたが、とにかくみんなが話したんだ。
それは大きなざわめきとなり、恐ろしささえ感じるほどだった。
それは蜜蜂がブンブン言っているようで、全地球に広まった。
人がいるところでは、必ずそれが聞こえた。
人々は今や互いに語り合い、他者が言わねばならないことに耳を傾けていた。
時には2、3人が同時 に話すこともあったが、僕たちは自分にとって大切な言葉を聞き取っていた。
誰がそれを話していたかは関係ない。
独断主義は消えてなくなり、議論や論争は、もうしなくなった。
素晴らしいボソボソ話が三日三晩続いたが、それは氷山の一 角に過ぎない。
それは少数の草分けの人たちが始めたこと――心を開き、ウェブ カメラを通して、自分が本当に考えていることを世界に伝えたこと――の結果だ。
その後、みんなが語っていた。
まるでトランス状態に入っているかのように。
耳は開かれ、僕たちは聞き始めた。
三日三晩の素晴らしいボソボソ話はそれ以外の地上の騒音を黙らせた。
機械は静かになり、おしゃべりな人、ストレスをもたらす人、往来の音、兵器、テレビ、ラジオ、政治家が黙り、そして多くの人たちにとってスピリットも黙った。
それから後は何もかもが違った。
物質的には何も変わらない。
すべてが以前と同じようにそこにある。
しかし変化はあった。
僕たちは新たなコミュニケーションの土台を手に入れたんだ。
単純で効果のあるものを。
僕たちは互いに話すことができた。
そのときにのみ、僕たちは違いが何かを認識できた。
それだけが、目に見えて世界を変えた。
その後は、何も同じではなかった。
僕たちは古い問題と、別の解決法に集中できた。
それに慣れるまでしばらくかかったが、ここでもラジオショーが役に立った。
僕たちは新しいコミュニケーションの形式を訓練できたんだ。
僕たちの話し方も少しずつ変わった。
話す言葉はほとんど同じだが、言語をまったく違った方法で使い出したんだ。
君、ついてこれる?
それが最初に僕たちが気付いた変化だった。
一人の男性がとても興味を引かれて、少しの間、感謝に関する実験を始めた。
『Mary』の共著者であるBodo Deletzが世界中から数千人を集めた。
日曜日の19:50に、誰彼関係なく、マトリックス内のメンタルルームに集い、感謝できる心を養う時間を過ごした。
人々の生活の中には感謝すべきことが、思っていた以上に多くあるのが常だった。
それはオンマインドゲームだった。
人々は何ヵ月にもわたって、そうとは知らず、オンマインドゲームをしていたんだ!」
「Bodo Deletzだって? ちょうど彼のことを考えていた!
もちろん、そう、僕だって参加していた。
毎週ではなかったけれど、僕の携帯は日曜日の20:40にセットしていた。
信じられないよ!」
ネイサンのマインドが、とても興奮しなが ら考えている。
けれどもネイサンのもう一つのマインドは落ち着いたままでいる。
「引き込まれないで、絡んでいかないで、ただ聞き続けろ」
ネイサンのマインドは、異なる二つの調子で独りごちている。
落ち着いている方が、ひどく興奮している方を黙らせている。
だからモジョーは話し続けることができた。
「二つのグループが繋がったんだ。
"感謝する人たち" とオンマインド・ゲーム をしている人たちだ。
前者のグループがokitalkで、自分の思いをシェアし始めたんだ。
何千もの人々が、身の周りにどれだけ感謝できることがあるかを聞いた。
彼らには、そうするだけの知覚力がなかっただけだ。
彼らはそれをダウンロードした。
そして信じられないことが起きた。
突然、リラックスして幸せな人たちに道で出くわすようになったんだ。
カーニバルのようだった。
アルコールなしのね。
その人たちはほろ酔い加減だったけど、飲酒はしていない。
僕が思うにLSDトリップの方が近いかも。
少なくとも、僕はそんなふうに感じたんだ。
数週間が過ぎ、数ヵ月が過ぎても、その現象は止まらなかった」
2019-12-31 01:18:30
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