Human Textbooks

この章は来る世界に向けて「お勧めのストーリー」としてAKがKeen-Area Newsで紹介した記事を「人類への教科書」として掲載する物である。もちろんはるとが承認済である。
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人類の意識向上のための教科書─始まりはこれだった。

Keen-Area News(Youtube版)を始めるきっかけとなったのが、
この「2020 The New Earth A travel report」である。
この作品を取り上げたことが、私とはるとの出会いにつながったと言っても過言ではない作品である。
当初Youtebeで公開したときは、「下らない」「妄想」と散々な評判であったが、結局それらの意見は、物事の理解ができない人々の「雑音」でしかなかった。

勿論私が良い作品として取り上げるものは、全てはるとが公認している。

なお、動画版に関しては私の環境では非常に明瞭にセリフが聞き取れるのだが、スピーカーの特性によっては「聞き取りずらい」らしい。
特にスマフォでの視聴はBGMだけが強調され、セリフが聞こえないのでご容赦願いたい。
初期の動画に関してはほぼそのような状態であるが、すでにアップしたものはYoutebeでは修正ができないということを、ご理解いただきたい。

それを承知の上で「音を修正しろ!」と強要してくる輩が非常に多いのだが、そういう奴はKeen-Area Newsには無用の者である。嫌なら見るな!!


はじめに




その日、僕たちは浜辺で過ごしていた。本当に暑い日だった。
そのときの2週 間で僕の人生は大きく変わった。
初めは、僕たちは何も気付かなかった。

ネイサンは少し寡黙だったが、それは珍しいことではなかった。
彼は優れた観察者であ り聞き手なのだ。
それに彼はまったく僕のようなおしゃべりじゃない。

帰途、僕たちは彼が何か思い詰めているように感じた。
その夜、家に帰ってから、彼は話し始めた。
僕たちは彼の話にすっかり圧倒され、心を揺り動かされずにはいられなかった。

ところで、今、僕はウィーンでネイサンの物語を書いている。
まだ僕にはこのことをどう考えたらいいのか、はっきりせず、いまだにそのことしか考えられない。
それなのに、僕もその物語の一部なのだ。

ネイサンは、僕に書いてくれと頼 んだが、これは彼の物語なのだ。
彼は無名のままでいたかったし、Facebook の アカウントさえもっていない。
彼はインターネットもとても用心しながら使っている。

目下のところ、僕の書いたものを彼の体験と照らし合わせるために、僕らは、ほとんど毎日のようにスカイプで話し合っている。
彼の同意なくして公表さ れたものは一切ない。

それはまさに、僕が書いた通りに起こったことなのだ。
彼の物語は信じ難いものだが(僕たちは皆、彼が浜辺で夢を見ていただけだと思った)、非常に説得力をもつ面もある。

僕らが泳いでいる間、彼は浜辺で横になっていた。
そのわずか半時間に起きたことにしては、夢とは別の、何か非現実 的なものがあった。

彼はとても多くのことを思い出せるのだ。
本当に真実なのだ 2020 The New Earth A time travel report ろうか? 僕の友人は本当にタイムトラベルしたのだろうか?
僕には、もうそ れが不可能なことだと思えなくなった。

それでも僕の心は、ネイサンが僕たちに語ったことを信じたがらない。
だから僕はこの本を書くことにしたのだ。

なぜなら、それが真偽を見極める唯一の方法なのだから。
ところで、最初の2週間でいくつかの点が本当だと証明された。

2週間前、誰かが、僕が今ウィーンにいることを予言したなら、僕はそれを笑い飛ばしていただろう。
そのような計画などまったくなかったのだが、今振り返れば、完全に説明がつくし理解できることだ。

僕は、今自分がワクワクしていることを認めなければならない。
僕はこの本を、大きな期待と膨らみつつある喜びと共に記している。

この本は、彼が最初の夜に語ったことをもとに、細かい部分を肉付けしてある。
今のところ、何ら矛盾するところはない。

この物語の結末を書き終えることを楽しみにしている。
ネイサンは、僕が2015年の6月までに書き終わることを保証してくれた。

一つ、僕の頭から離れないことがある。
ネイサンのことだ。

彼はその日を境に変わり、この件で誰も煩わせたいと思っていないし、その必要もなかった。
彼の目にはユーモラスなまじめさがあり、彼には安らぎがある。

この性質はまったく新しいものであり、それまでとは違うものだ。
彼は僕の世界をも変えてしまった。そして僕もまた、2週間前と同じ人間ではない。

僕は読者の皆さんが、僕がこの本を書いているときと同じくらい、楽しんでくれればと願っている。
この物語が真実かどうかは問題じゃない。

僕はその問いを脇におき、この物語がいかに僕らを鼓舞してくれることか、そこに目を向けようと思う。

2020年に会いましょう!

バウチ記す。 Bauchi ( Jesus Vacationer )

2019-12-26 13:25:04
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